コトリの不妊治療にまつわる徒然日記

32歳からKLC、33歳から杉山産婦人科→リプロ東京

KLC2周期目 採卵…からのまさかの空胞

判定日が過ぎてあっという間に2周期目突入。不妊治療をしていると1ヶ月が本当に早い。

さらに今回の生理周期は26日となぜかいつもより4日ほど早い。

 

2回目の採卵も前回同様、早朝8時くらいに夫と西新宿に参上する。今周期はD3からクロミッドを服用していたため卵胞は2つあり、うまくいけば2つ凍結できるかしらなどと淡い期待をしていた。いわゆる貯卵ってやつだ。

 

D10のホルモン値

E2 777

LH 12.0

P4 0.3

 

採卵後、ベッドで横になっていると看護師さんが結果用紙を持ってきてくれた。

そこに書かれた数字を見て頭がフリーズした。「えっ…ゼロですか…?」

看護師さんが気まずそうに頷き、以降の診察スケジュールが変わる旨が説明された。後から知ったのだが、隣の人に聞こえないように結果を声に出さずに紙で教えてくれているようだ。

私は全く想定外の結果で、頭が真っ白な状態。

呆然としたまま4階へ降りると夫が待っていた。夫の方も採精の前に手順の変更を言い渡されたようで、状況をある程度は把握していたようだ。

泣きそうになりながら診察を受けた後も、どうして?の気持ちがぐるぐる。空胞のリスクもあることは最初に説明は受けていたが、まさか自分がそうなるとは。卵が取らなければその先には進めない訳で、考えれば考えるほどショックが大きかった。

 

夫とランチのお店へ入ってもまるでお通夜のよう。夫もショックだったようだ。

どういう流れで↓の会話になったのか覚えていないが、

私「卵取れなかったから採卵代安かったよ。」

夫「おいくら?」

私「2万8千円(ピース✌️)」

夫「よっお安いっ!」

 

という早くも金銭感覚が麻痺した謎の掛け合いで2人とも思わず吹き出してしまい、夫の明るく行こうぜ!という言葉で気持ちが吹っ切れてきたのだった。やっぱり笑うって大事だな。

切り替えて次からまた頑張ろう。